記憶の森のジブリ

竹仲絵里 記憶の森のジブリ專輯

9.時には昔の話を

作詞:加籐登紀子
作曲:加籐登紀子

時には昔の話をしようか
通いなれた なじみのあの店
マロニエの並木が窗邊に見えてた
コ一ヒ一を一杯で一日
見えない明日を むやみにさがして
誰もが希望をたくした
ゆれていた時代の熱い風に吹かれて
體中で瞬間を感じた そうだね

道端で眠ったこともあったね
どこにも行けない みんなで
お金はなくても なんとか生きてた
貧しさが明日を運んだ
小さな下宿屋にいく人もおしかけ
朝まで騷いで眠った
嵐のように每日が燃えていた
息が切れるまで走った そうだね

一枚殘った寫真をご覽よ
ひげづらの男は君だね
どこにいるのか今ではわからない
友達もいく人かいるけど
あの日のすべてが空しいものだと
それは誰にも言えない
今でも同じように見果てぬ夢を描いて
走り續けているよね どこかで