夢幻泡影

陰陽座 夢幻泡影專輯

3.睡

作詞:瞬火
作曲:瞬火

微睡(まどろみ)と眩暈(めまい)の
騷めきの檻(おり)で
堪え難き 亡狀(むじょう)に
浮腫(むく)む我の軀(からだ)
賢(さか)しく無くとも
魯鈍(ろどん)に非(あら)ず
故(ふる)しの寢糸(ねいと)を
怪しみ創めた
嗚呼(ああ) 肱(かいな)の蛆(うじ)
佯(いつわり)を 照らし出して
深い睡りに 食(お)され眩(ま)いて
嫋(たお)やいで

昏冥(こんめい)と夜光に
爛(ただ)れし總身で
掛替(かけが)えぬ 玄孫(やしゃご)を
屠(ほふ)るは 穢(え)の內羅(ないら)
及びで無くとも 烏滸(おこ)には非ず
頑愚(がんぐ)の戲(あじゃら)
過ぐ世(せ)は寂(さび)れた
紅(あか)い 血に怖(お)じ
何時(いつ)の間にか 誰殺(たそ)がれて
深い睡りに 食(お)され眩(ま)いて
嫋(たお)やいで

赫(かがや)き迄
腐(くち)で縅(おど)すの
閃(ひらめ)く其(そ)の目見(まみ)に
泛(うか)ぶは 淚

嗚呼(ああ) 肱(かいな)の蛆(うじ)
佯(いつわり)を 照らし出して
深い睡りに 壓(お)されまじと
星を鎖(とざ)した儘(まま)で

沙(すな)の誘いに
墮(お)ちる目方(まえ)に 差し延べて
邀(むか)ふ醒(めざめ)に
澱(よど)まぬ意志 其(そ)の聲(こえ)を